なぜ変革リーダーのためのコーチングなのか?

世の中や働く環境に疑問があり、それを自らのリーダーシップでなんとか変えたいと思っている方に賛同してもらいたいと思い、そんなリーダーたちの為に情報発信をするブログです。企業のリーダー、チームのリーダー、個人のリーダ全てに読んでもらいたい情報を集めました。情報は情報にすぎなく、その情報からリーダーは自ら答えを出して「決断」しないといけないと思っており、その「決断」を促すためコーチングも提供したいと考えてます。

ここで得られる情報と、ネットワーキングからの情報を得て、コーチングで頭の中を整理してより良い「決断」をしていただきたいという思いから始めました。ここから情報を配信、変革リーダーのインタビュー、変革リーダーのコミュニティを作っていきます。

■ ブログダイジェスト

2023.7.12 間違えだらけのカスタマーサクセスBlog始めました

私は、2016年からカスタマーサクセスの仕事に就いており、2023年7月で早いものでカスタマーサクセス歴が6.7年になりました。

今はSAPジャパンという会社でERP(基幹システム)のカスタマーサクセスロールについておりますが、まだまだ日本でのカスタマーサクセスの成熟度合いが低く、本来のカスタマーサクセスを知らない人が多いので、このブログを通じてあるべきカスタマーサクセスに挑戦しようと思います。

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2022.12.17 ラーニングトレンド-6 ウェルビーイング

働く人たちを大切にすれば、働く人たちはあなたを大切にしてくれる。

オンラインでお金を稼ぐ方法がたくさんある今、組織のリーダーたちは、人材が離職をしないように、人材を引きつけ、維持するためにもっと努力しなければならないのです。そのためには、L&Dプログラムにウェルネスとウェルビーイングを組み入れ、職場の幸福度を高める方法(特にリモートワーカーの場合)に投資する事が必要です。

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2022.12.10  ラーニングトレンド-5 人間らしさ(ソフトスキル)が人を強くする

テクノロジーで出来ることは何があるでしょうか?できない事は何でしょうか?

自動化、計算、複製、定式化、最適化を平均的な人間よりはるかにうまく行うものです。しかし、コンピューターは人間のように考えることはできません。今後のテクノロジーの進化では出来るようになるかもしれないですが、少なくてとも今はできません。

だからこそ、伝達可能なソフトスキルが重要なのです。

人間らしさこそが、人を強くします

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2022.12.04 トレンド 4 1分~2分のマイクロラーニングがトレンドに?

マイクロラーニングはもはや1分から2分の短時間学習が可能になると予測されています。これは集中力が大きく低下することなく、情報を詰め込むのに十分な長さです。このぐらいの時間であれば忙しい間を縫っての隙間学習にも適しています。

マイクロラーニングはうまくいけば、エンゲージメントが50%、定着率が17%以上向上するという調査結果もあるようです。

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2022.11.27 トレンド 3 従業員全員にラーニングの機会〜皆がリーダーとして活躍する企業へ〜

大切なのは、従業員全員がそれぞれのキャリアとポジションに応じた能力開発を受けられるような環境にする事。このことで個人的だけではなく組織全体のレベルアップにつながっていきます。従業員ひとりひとりが、リーダーとしてポジティブな変化をもたらす可能性を持っているのです。

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2022.11.19 ラーニングトレンド2-フレキシブルワーキング&ラーニング

主にリモートワークのフレキシブルワークは働く時間帯の自主性を高めたり、役割分担ができます。ここでは会社と上司との信頼関係が必要にはなります。

リモートと対面の組み合わせであるハイブリッドワークではよりフレキシブルにできるように、施設やデジタルシステムを構築する必要があります。

人々の働き方に応じて、柔軟に人事制度やインフラを整備する必要があるのです。

よく人事の戦略的目標に生産性が上げられますが、この働き方を多様な従業員に合わせて選択肢を広げるのも生産性を上げる仕組みとなりますよね。

という記事を書いている最中にTwitterを買収して、従業員半分を解雇したイーロンマスクが、Twitterの残りの社員向けにコミュニケーションした内容は、リモートワークをやめて全員出勤を強制するものでした。

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2022.11.7 ラーニングトレンド1 -スキルアップ/リスキルアップ/クロススキルアップ

2022年のラーニング調べててみて出てきたキーワードは、スキルアップ/リスキルアップ/クロススキルアップ、フレキシブルワーキング&ラーニング、従業員全員にラーニングの機会、マイクロラーニング、ソフトスキル強化、ウェルビーイングなどでした。

英語で最近よく聞く言葉、Upskilling, Resskilling, Crossskilling (アップスキリング、リスキリング、クロススキリングとも呼ばれたりします)

それらの定義や、なぜ必要とされているか?をBlogで紹介します。

スキルが時代遅れになっていませんか?それを若い世代にいまだに教えていませんか?このようなポイントに気づくのも大切な事です。教育は社員のキャリアの成功を保証するものではありません。学習によって既存の労働力を向上させるだけでなく、より優秀なタレントを惹きつけて、ラーニングカルチャーを創造することが重要とされています。

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2022.10.2 企業内コーチングカルチャー醸成 ~SAPジャパンでのコーチングカルチャーの取り組み パート1~

コーチングでひとりひとりの社員を元気にしたいという思いでコーチングカルチャーチームの発足

私が働くSAPジャパンでのコーチングカルチャーの取り組みを紹介したいと思います。

SAP Japanでは、2023年に向けた中期変革プログラム「SAP Japan 2023 Beyond」を実行中で、日本発、世界に更なる躍動を。」というスローガンを掲げ、社員によりボトムアップで策定しています。

その中の一つの柱に「People」の柱があり、その中にコーチングカルチャーのサブ柱があります。

「コーチングを社内外に広めたい」と強い意志を持った社員が集まって2021年の6月にチームが結成されました。

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2022.5.10 リーダーシップ育成に改革をもたらす、オンライン・コーチングが大ブームPart3

コーチングやメンタリングをリーダシップ育成プログラムに組み込む事で、より幅広い層のリーダを育成することが可能になる。コーチングは、他の育成アイテムとは違い問題を即座に解決し、即戦力につながる。また、以前はコーチングはとても高価なもので、一部のエグゼクティブにしか提供できなかったが、オンラインコーチングで企業は全ての社員にコーチングの投資ができるようになってきた。AIも高度化してきており、セッションをモニターして、コーチ(と参加者)が重要な問題を特定し、セッションをより良いものにするためのツール出てきた。今後はVRやメタバースなど最新テクノロジーを使ったオンラインコーチングの市場も注目したい。

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2022.5.9 リーダーシップ育成に改革をもたらす、オンライン・コーチングが大ブーム Part2

リーダシップ育成は、ビジネススクールのトピックをたくさんこなす事ではなく、より個人的なもの。仕事上で個人的な課題を相談できる相手がコーチング。コーチングのセッションでは、考え、挑戦し、弱音を吐く機会を得られる。人々は皆、仕事、生活、健康、そしてバランスについて助けを必要としている。なので、コーチングは人気なのである。

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2022.5.7 リーダーシップ育成に改革をもたらす、オンライン・コーチングが大ブーム Part1

企業の最重要項目である「リーダーシップ育成」にオンラインコーチングが注目されている。オンラインコーチングを提供するベンダーも増えて、トレーニング市場で最も急成長している。組織の人事やリーダにとってもオンラインコーチングは実績のある価値の高い投資として考えられ、利用者の評価もとても良い。今までのリーダシップ育成プログラムに変革をもたらすのがこのオンラインコーチングだ

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2022.3.15 コーチングって何?

コーチングって何?トレーニングの事?セラピー?コンサルティング?メンタリングみたいなもの?コーチングというと、それらとどう違うの?と思う方がほとんどです。

少し違いをお話しさせてください。

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2022. 3. 14 第3回:会社の人的データ開示義務/経営に活かす人材データ活用方法

第3回最終回では、グループ横断で取り組む場合のデータ標準化をどう進めるか、データ精度・鮮度をどうやって確保・向上するかについて紹介します。

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2022. 2. 11 第2回:会社の人的データ開示義務/経営に活かす人材データ活用方法

第2回は、活用イメージをもっていただくために、データ利用者の役割ごとの人材データ活用例を紹介します。

「経営層だったら、どのようなデータが欲しいか?」

「人事部長だったら、どのようなデータが欲しいか?」

「現場のマネージャであったら、どのようなデータが欲しいか?」

「もし〇〇だったら?」と各役割になった気分で考えてみるとより現実的なデータの必要性が考えられます。

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2022. 2. 7 第1回:会社の人的データ開示義務/経営に活かす人材データ活用方法

米国に続き、日本でも企業の人的データ(働く人たち情報-従業員数、女性管理者の比率、従業員満足度の指数など)ホームページやレポートで開示する事が政府からの義務化になるというニュースが先日ありました。SAPのブログ「人事情報一元化のその先へ 人材データ活用のはじめかた 第1回:(*2)ピープルアナリティクスと人的資本の情報開示」を紹介いたします。

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2022. 1. 19  米国での労働状況の傾向

まとめ

1. コロナ以降求人が増えている

2. 39%のワーカーが企業のインクルージョン活動が社員に伝わっていないための退職や転職を検討

3. 仕事のアジャイル化によりエンゲージメントが最大30%上がっている

4. 52%が引き続き柔軟な働き方を希望し30%が完全現場で仕事を強制された場合は退職や転職を検討

5. コロナ以降41%のワーカーが退職や転職の検討

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2022. 1. 4 リーダー、コーチとして直観力を磨く

Ericson Coaching Schoolの最後のモジュールであるモジュール4でトレーナーが頻繁に言っていた言葉。

’ User your instinct (直感を使え)`

(英語で翻訳すると「本能的に」とも訳される。)

コーチはクライアントの言葉に対して直感的に力強い質問を問いかける。そこには迷いもなく質問する勇気さえも必要となる。コーチに関わらずリーダーとして必要なスキルだ。

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2022. 1.  1   自分を動物に例えるなら

2022年、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

[自分を動物にたとえると?」

私は鳥です。鳥のように自由にはばたきたい。そこには自由な発想でありたい、自由な発想を受け入れたいという気持ちもあるみたいです。

このコーチングの質問は、自分の深いところにある気づきを引き出します。

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2021.12.08 Ericson International のSolution-Focused Coachに認定されました!

2021年12月7日付で、Ericson International のSolution-Focused Coachに認定されました!!今年の3月から9ヶ月。週に一度夜の時間で通ってついに認定されました。トレーニングは英語、ドイツ、スペイン、US,シンガポール、ロシアなどのチームメートと共に学び合ってとても勉強になりました。コーチングの練習はクライアントの深い心の中を探っていくので、いろんな国の人の思考が勉強できたのはとても興味深かったです。

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2021.12.6 次世代女性リーダ育成コーチング

この間ある日本の製造企業の人事リーダが集まる会議に参加して、HR 改革のサポートをさせていただいいた時にびっくりしたのですが、海外にはまだ女性リーダーはいるのですが、日本のリーダは男性だけでした。私が働く企業も女性リーダはごく稀で、私が働いている部門では女性リーダーはおりません。

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2021.9.11 組織でのコーチングカルチャーはなぜ必要か?

私が働くSAPでは、コーチングカルチャーを促進しており、マネージャやリーダ向けにコーチング能力を促進するためのフレームワークが存在しています。SAP以外でもマイクロソフト社でも同じような取り組みを行っているようです。そこで企業にとってなぜコーチングカルチャーが必要なのか?

強力なコーチングカルチャーを持つ組織は、業界同業他社グループを上回る収益を報告しています。(業界同業他社グループ38%と比較して強力なコーチングカルチャーを持つ企業は51%)

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2021.9.06 1 on 1 の価値を高めるための5つのステップ

1 on 1の効果的なやり方についてのトレーニングや教科書が存在しないので、ここでは、欧米の最新事例を紹介したいと思います。

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2021.7.22 「その人事変革で企業の何を達成したいのですか?従業員の視点で考えると利点は何ですか?」

組織の急成長を促すーHXMとは従業員一人ひとりの想いと会社の想いをつなぐ新しい考え方 第2回

「その人事戦略で企業の何を達成したいのですか?従業員の視点で考えると利点は何ですか?」

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2021.5.7 組織の急成長を促すーHXMとは従業員一人ひとりの想いと会社の想いをつなぐ新しい考え方

HXM(ヒューマン・エクスペリエンス・マネジメント) – 人と会社をつなぐ人材マネジメントの新しい考え方 第1回

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2021.4.19 富士通:働き方改革-大分県への移住やワーケーション

富士通は働き方改革の一環として、大分県への移住やワーケーションに興味がある社員80名に対して説明会を行いました。

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2021.4.19 「フジトラ」を日本型DXの成功モデルに。富士通が変われるなら日本企業は変われる

「フジトラ」とはFujitsu Transformationの略。フジトラは「組織を変わる」勇気と覚悟が感じられて、また全社員が自分のパーパス(存在意義)持つことが必要という事が本文で伝わってきます。フジトラ開始から7ヶ月たった今、現在山登りに例えると合目2合目であり、今から1年と2ヶ月後の2022年6月の時点で、全社員の7割がこの社内変革を“自分事”ととらえられるか?を持って一気に山頂が見えると言っております。

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2021.3.9 富士通:役員ポストを奪い合うサバイバルゲームが始まっている。”いるだけ”の幹部を排除し、ポストは社内公募へ。

富士通のリーダーシップの凄すぎる組織改革。顧客対応の幹部ポストを4割減し、後任は社内公募にするという発表をしました。

日本企業のジョブ型導入、社内の新陳代謝の活性が注目される中、なかなか今のやり方を変える判断ができない企業が多い中で、この取り組みを決断した富士通のリーダシップの影響を受ける企業は出てくるのか?今後期待したいところです。

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2021.3.8 採用面接スケジュール調整はAIにお任せ

人事採用担当の負担になっているのは、採用面接のスケジュール調整です。

採用マネージャのスケジュールを聞いて、候補者のスケジュールを聞く、ミーティングルームの予約、スケジュールが変更になったら全て調整をし直す。

この作業かなり負担になっていると思います。私も採用を担当していた時は、かなり負担になっておりました。

この人的作業に変わるのはAIになります。

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2021.3.2 日本の社会的システムデジタル化にむけて

SAP SuccessFactorsの給与系を導入検討、導入後のお客様からよく言われる話として、年末調整機能のデジタル化があります。

多くの日本企業が現状では外部委託しているところですが、DXの導入傾向がある昨今は年末調整を含めて全社会的システムのデジタル化を強く希望されているのが現状です。ただ今のところ政府でもデジタル化を必須としていないところもあり、またデジタル化に関してもお客様が求める完璧なものではないという状態になっております。

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2021.2.10 SAPジャパンとコンカー、リモートワークの浸透に伴い本社を移転 オフィスを「社員の就業スペース」から「コラボレーションの場」へ

私の働くSAPジャパンは、コロナ禍がスタートしてから基本在宅任務を行なっております。かれこれもう1年ぐらいになります。現在の半蔵門オフィスはほとんど社員は出社しておらず、見かける人は清掃員の方ぐらいです。ここで半蔵門オフィスの契約更新が今年という事で、事前に社員にアンケートを取ってその声を元に、大手町オフィスに移転することが決まりました。アンケートでは、45%の社員がフルリモート希望、50%が週に1~3回出社してチームミーティングなどのコラボレーションを希望しているという結果になりました。

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2021.1.15コーチングとの出会いは私にとって特別なものとなりました

それは、20年積み上げたファイナンスのキャリアを捨てて、カスタマーエンゲージメントの世界に飛び込んでちょうど半年、仕事の難しさがだんだんと分かってきて、この仕事をやっていけるのかという現実に思い悩み自信を失っている時でした。

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2021.1.04 年始に社員全員で統一感 - 変革リーダー年始のメッセージ

多くの企業のリーダーのみなさんが、社員全員が同じ目的に向かって一団となるべくメッセージを年始に送りますが、私が働くSAPでもリーダーからメッセージが送られ、自分自身も自分の目的と会社の目的の一体感を改めて実感しました。

ここで私が自分の目的と会社の目的が一致したと思った文章を紹介します。

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2020.12.14 ピープルアナリティクスを語るラウンドテーブル

2020年12月10日にピープルアナリティクスを語るラウンドテーブルを行いました。

ピープルアナリティクスの取り組みは、経営層ももちろんの事、現場のマネージャや社員それぞれが理解しポジティブに取り組む事で結果につながる事、まだまだの取り組みであっても、構えず最初はスモールスタートで実績を作る事が大切。ピープルアナリティクス 時代のHRはより戦略的に経営層とパートナーシップを築く役割になると言う事を実感したラウンドテーブルでした。

リーダーの意思決定を促すデータアナリティクスは今後急速に発展していくと実感したラウンドテーブルでした。

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2020.12.1 組織のコーチング文化の醸成が、社員エンゲージメント及び収益に強く影響

組織のコーチング文化の醸成で期待できる項目

・社員のエンゲージメントを高める

・社員を育成し、パフォーマンスを高める

・創造能力と適応能力を向上を高める

・社員の仕事への責任力を高める

・組織のチェンジマネジメント機能をを高める

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2020.11.12 三菱ケミカルが、ジョブ型人事制度の促進に「SAP® SuccessFactors®」の 採用管理を活用して社内公募を開始

三菱ケミカルが、ジョブ型人事制度の促進に「SAP® SuccessFactors®」の 採用管理を活用して社内公募を開始いたしました。

同時に三菱ケミカルは4日、50歳以上の管理職を対象に希望退職を募るとも発表しています。

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2020.10.12 アジャイル時代の優れたリーダーはリアクション及びリスポンスが早いのが常識

リーダーともなると、日々多くのメールが届くのでその対応はとても大変だと思う。私が働くSAPでは優れたリーダーほど対応が早いのが常識で、その対応は神業だ。

先週私のお客様でSAP SuccessFactorsを使った人事給与システムが本番稼働になった。そこで、稼働のお祝いで社内で関わった人たちに声をかけてお祝いビデオを作ろうという事になった。声をかけたのは14名ほど。その中でも社長と事業部長2名にもお願いした。

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2020.09.28 コロナ禍でのラーニングの変化

2020年9月24日にSAP Successfactorsでラーニングユーザ向けのイベントを開催しました。今回はお客様ご講演もありましたが、目玉はZoomのブレークアウトルームを使ってのお客間の交流及びネットワーキングでした。今ではオンライントレーニングの代表的な方法であるZoomのブレークアウトルームでの参加者交流は、今回のユーザ向けイベントで初めて使用しました。日本企業はセキュリティが厳しく、ツールが使えなかったり、使えてもなかなか使いこなせないという事が以前も起こったので、使うのを躊躇しておりましたが、心配していたテクノロジートラブルもなく、参加者皆さん37名が問題もなく使えていたので、これも人々がテクノロジーへの受け入れの変化だなと言えると思います。

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2020.09.13 不確実な時代でのキャリアの考え方

コロナ禍そして日本の企業のジョブ型人事での移行で、日本で働く人々がどう自分のキャリアを考えていけばいいのでしょうか?

世界でも日本でも今企業は難しい状況に陥り、企業を存続するにあたって多くの従業員を解雇しなければいけない事実にあります。米国でも失業率が増加し続け、特に飲食・小売・製造産業での雇用削減が増加しています。

この時代は不確実であり、その不確実を認識しないといけないという事にもなると思われます。

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2020.09.01 「後継者育成とサクセッションに関する実態調査結果のセミナー」報告

私が日々会話している日本企業お客様もやはり2.0の状態のお客様が多いと思います。やはりリーダ育成サクセションプランニングは経営の最重要課題を言えるので、さらに個々人材にフォーカスした育成体制に変わっていっているのだと思います。私が面白いと思ったのは性格特性や動機も考慮されている事、グローバル基準や外部採用です。また質問として、性格特性や動機はトレーニングで変わるのか?という質問では本質的には変わらないという事でした。リーダーは生まれ持ったものなのかもしれません。

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2020.08.29 ジョブ型導入時に考慮したい事 - 職務を超えた協働

専門性を持ちずっと外資系だった私は日本企業のメンバーシップ型に対して疑問をもっていた。どこがモチベーションなのか?いやな仕事もやらなくてはいけない事もある場合、自身の成長や、年度の目標達成、キャリア目標の達成の妨げになるのでは?

だからジョブ型は優れていると思っていたところもあった。

でもジョブ型の落とし穴として、「私はこれしかやりません」と言っているように聞こえてしまう。果たして企業としてそれでいいのかという事もジョブ型導入時に考えないといけないと思う。

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2020.08.24 ジョブ型人事制度まとめ

4回にわたってジョブ型人事制度と事例をご紹介してまいりました。

今日本企業の人事の中で話題のジョブ型人事制度。社員数にもよりますが、72%の日本企業が導入済み、導入決定済み、導入決定中であるというデータを紹介しました。また導入の前提条件としては、基本となる企業戦略に基づくという事、表面的な導入での失敗の話など

また実例として、SAPの導入例とジョブ型人事制度に紐ずく様々な人事の取り組みである、評価制度やモチベーション、キャリアなどもご紹介しました。

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2020.08.12 事例に学ぶジョブ型人事制度 導入後に日本企業で生じる課題とその解決策を学ぶ

多くの日本企業がジョブ型への導入に関心があるのは、以前のブログでも紹介しましたが、ここでは、今企業のトップが危機感を感じてトップダウンでジョブ型への導入を人事に指示するという方向になり、良い事だなと思う一方根本的にビジネス戦略であったり、欧米的な考えにマインドチェンジしないと、これは人事だけでなく一人一人の意識改革が必要なのにそれが出来ないとせっかくのジョブ型の導入うまくいかない事。ジョブ型への移行はベストプラクティスを参考にする事などが内容でした。

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2020.08.05 ジョブ型でも解雇と無縁 SAP、成長促すドイツ流 Part2

Part 2では少し私も働いているSAPの事例をお話しします。SAP社員はグローバルで10万人超え、全世界では約1100のジョブディスクリプション(JD)があり、社員はいずれかのJD基づいて働きます。報酬は各国の労働市場に応じて、職種ごとに決めて、賃金水準も外部と合わせ転職者を受けやすくし、年齢や社歴に問わず、希少価値の専門職は高収入が得られます。

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2020.08.04 ジョブ型でも解雇と無縁 SAP、成長促すドイツ流 Part1

「日本企業と違って、役割が明確なので働きやすい」

以前の日本企業では「会社の期待に応えられているのか、成長実感がなく、もやもやした気持ちでした」今は「職務が明確なので自分が会社に貢献できているのか、何が足りず何をすべきか迷わない」以前は残業が100時間超えていたときもあったが、担当以外の仕事は断れて、無駄なく働けるため、遅くても夜8時には退社する

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2020.08.03 三菱ケミカル、10月に新人事制度 管理職はジョブ型に

「ジョブ型人事制度」が今日本企業の人事でキーワードとなってるらしく、私が働くSAP Succefactorsのオンラインイベントでも反響が高くなっています。日本の変革リーダーにとってなぜ「ジョブ型人事制度」を決断しなくてはならないのか?なぜ今「メンバーシップ型人事制度」から、「ジョブ型人事制度への変革が必要なのか?事例などを踏まえて特集しました。 

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2020.07.27 リーダーシップに必要な「イドラ」との向き合い方。人間の脳が抱えている根本的な欠陥を認識する重要性。

「イドラ」とは人間の先入観のことを指します。 バイアスと言ったりします。

作者も言っている通り、これから必要なリーダーシップは「イドラを取り除く」事が必要とは最もだと思います。自分のイドラを取り除いて、ありのままに世界を見ることです。

私の経験談からお話しすると、コロナで微妙な時期の2月26日(火)に大きなイベントの開催者であった私は、いち早く1週間前に延期を決断しました。多分これがイドラを取り除いた正しい判断だったと思います。

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