アジャイル時代の優れたリーダーはリアクション及びリスポンスが早いのが常識

リーダーともなると、日々多くのメールが届くのでその対応はとても大変だと思う。私が働くSAPでは優れたリーダーほど対応が早いのが常識で、その対応は神業だ。

先週私のお客様でSAP SuccessFactorsを使った人事給与システムが本番稼働になった。そこで、稼働のお祝いで社内で関わった人たちに声をかけてお祝いビデオを作ろうという事になった。声をかけたのは14名ほど。その中でも社長と事業部長2名にもお願いした。

SAPジャパンの日本の社長の鈴木洋史さんにももちろん声をかけた。びっくりしたのは突然お願いして、ビデオの送付期日を1.5日と短い時間で設定したのにかかわらず、なんと鈴木さんは他のメンバーより何よりも早くビデオを送ってくれたのである。クラウド事業部長の宮田さんも、依頼したらいち早く「もちろん!」という返事で、さらにビデオを送るときも「この素晴らしい取り組みを、ありがとう!」というメッセージ付き。こんな優れたリーダーたちがいるので、他のメンバーも期日までにビデオが揃い、なんとアイデア出しからビデオの作成まで4日で仕上げる事が出来た。

鈴木さんの前の社長、福田さんも神業対応だった。かならずメッセージにはそのメッセージに対応した、可愛いイラストがついていた。

SAPでなくとも、以前AIGという外資系保険会社にいたときも、優れたリーダーは反応とリスポンスが早かった記憶がある。

昔のイメージだと社長のメールは秘書が受け取って、秘書が返すというこんなイメージはもう古い。進化するリーダーはリスポンスが早いのが今の常識なのである。

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