Ericson Coaching Schoolの最後のモジュールであるモジュール4でトレーナーが頻繁に言っていた言葉。
’ User your instinct (直感を使え)`
(英語で翻訳すると「本能的に」とも訳される。)
コーチはクライアントの言葉に対して直感的に力強い質問を問いかける。そこには迷いもなく質問する勇気さえも必要となる。コーチに関わらずリーダーとして必要なスキルだ。
そこで直感は磨けるのか?磨くにはどうすればいいのだろうか?と思い1冊の本を手にした。
人生が変わる! 「直感」の磨き方 ワタナベ薫 / 著
いくつかコーチやリーダとしてキーになるものを紹介したい。
1. 直感は磨けるもの
よく「私には直感があって、私の直感は鋭い。これは天性だ。」など口にする人もいたりする。しかし実は直感はやはり後天的なものであり、磨く事ができる。でもそこには基本となる事として直感のプール-経験(もちろん失敗経験も)や知識)をためて、使い方などもを知る必要がある。直感を磨くには、それなりの経験とさまざまな知識を貯める必要がある。私はまだ経験が浅いからと思う人は、まずは知識を貯めるのがいいい。知識はさまざまな本を読んだり、人と話をしたりする事でたまる。それと失敗も経験や知識のプールに入るので積極的に失敗を恐れず経験をするのがいい。
2. 直感がひらめいいたらすぐに行動
直感がひらめいいたらから、行動または言葉に出すまで時間をかけたらチャンスを逃してしまう。コーチやリーダもまずは会話の中で自分の直感を信じて、恐れずすぐ言葉に出す事が必要である。もし相手の反応が思ったものと違っていたとしても、まずはそれを受け止める必要がある。これは私の経験だが、直感で質問をした後に相手の反応が悪くなる経験はあるが、実はその質問が相手の心に刺さっていて、後で「あの時あの質問をしてくれたおおかげで」という話になるケースは多いい。また失敗してもこれが次の直感に向けてのいい経験になる。
3. 考えすぎない、リラックスする
仕事が大変、疲れている、悩みが多いいなどという時には直感は舞い降りてくれない。コーチでもリーダでも自分がその状態だと、まず人の話をちゃんと聞けないのではないだろうか?と思う。何事にもリラックスして話す事にいより直感がひらめいてくるものだ。例えばコーチなりたてで、常にコーチングの結果であったり、クライアントの反応であったりに気を使いすぎていると、直感どころでなくなってしまうだろう。
直感で発言した時、「なんで分かるんですか?」「人の気持ちが読めるんですか?」みたいに言われた人も少なくないのでは?直感を磨けば、それなりに人との会話も楽しくなるし、自分の人生にも役に立つはず。意識して磨いてみる事を心がけるのは自分にとってプラスになるはずだ。
最後に直感は、本能的なものであり、なぜか?と論理的に説明しろと言われても難しいのかもしれない。
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