2022年ラーニングトレンド前回はスキルアップ/リスキルアップ/クロススキルアップを紹介いたしました。スキルアップは今まで同様自分の役職でスキルを高めていくこと、リスキルは別の役職に就くために必要なスキルを身につけること、クロススキルは現在のスキルプラス同じ領域ではなく、別の領域でスキルを深める事をお話しいたしました。変化が激しい今このようなフレキシブルなスキル向上は柔軟性を求めるためには必要とされている事柄であるという事をわかっていただけたと思います。
今回はフレキシブルワーキングとラーニングについてお話しいたします。
トレンド 1: スキルアップ/リスキルアップ/クロススキルアップ
→トレンド 2: フレキシブルワーキング&ラーニング
トレンド 2: フレキシブルワーキング&ラーニング
コロナ禍の影響を受けリモートワークやリモートラーニングが今や普通となってきています。以前は考えられなかった、フルリモートまたはハイブリッドリモートなど働き方が多様になるにつれ、以前の完全対面式の仕事環境やトレーニングに戻れない人たちがほとんどです。
2020年、人々は自宅でノートパソコンで仕事をすることを余儀なくされて、2021年、働く人々はそれを選択する時代にシフトし、2022年には、これまで以上に多くの人々が、リモートワークのポジションに就き、その利点を活用できるように、必要なスキルを学び身につける。これは社内外で起こっていることですが、企業のラーニングリーダー達はどのようにこれを乗り越えていけばいいのでしょうか?
仮に2つのグループがあると仮定して、一つ目のグループは自分はリモートワークに向いていて、一番生産性が良くなると考えているグループ。もう一つは在宅勤務ではモチベーションが上がらず、でも何らかの事情でリモートワークが続いている。
この場合、主にリモートワークのフレキシブルワークは働く時間帯の自主性を高めたり、役割分担ができます。ここでは会社と上司との信頼関係が必要にはなります。
リモートと対面の組み合わせであるハイブリッドワークではよりフレキシブルにできるように、施設やデジタルシステムを構築する必要があります。
人々の働き方に応じて、柔軟に人事制度やインフラを整備する必要があるのです。
よく人事の戦略的目標に生産性が上げられますが、この働き方を多様な従業員に合わせて選択肢を広げるのも生産性を上げる仕組みとなりますよね。
リモートワークやオンラインワークへの移行は、もはやパンデミックの状況とは関係なく、個人の願望や好みのワークスタイルと関係があるのです。人々は、自分のスキルを向上させ、より柔軟に仕事をし、同時にキャリアを向上させたいと考えています。この3つの欲求を融合できる企業の企業のラーニングとラーニングテクノロジーは、2022年から23年にトップの座を目指せるべき存在になる言えると思います。
という記事を書いている最中にTwitterを買収して、従業員半分を解雇したイーロンマスクが、Twitterの残りの社員向けにコミュニケーションした内容は、リモートワークをやめて全員出勤を強制するものでした。さらにリモートワークを特別許可するマネージャ向けに社員の管理について問題視したり話題が多いです。でも、世界的に有名なJosh Bersinはそれを反対してこの記事に書いているような事を推奨しています。
次は、ラーニングトレンド3 - 従業員全員にラーニングの機会です。
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