1 on 1 の価値を高めるための5つのステップ

先日の8月31日火曜日に SAP Succesfactorsのユーザラウンドテーブルで1 on 1(上司と部下の会話の機会)の議論を行いました。

1 on 1 ミーティングは今や日本の企業でも普通に行われていて、ラウンドテーブルでは、1 on 1の目的(目標の進捗を話す1 on 1、社員の育成計画を話す1 on 1)や、効果的なやり方(頻度や強制力など)などの事例を話し合いました。

1 on 1の効果的なやり方についてのトレーニングや教科書が存在しないので、ここでは、欧米の最新事例を紹介したいと思います。

1 on 1の価値を高めるための5つのステップ

1. まず、その社員の組織の役割と目的から話し始めます。組織の明確な期待値を確認し、そこから個人の目標達成に向けての成長計画を話します。

2. 社員の興味があるポイントを確認し、期待値を話して、次のステップを話し合います。

3. 社員の向上心を上げる会話は、1 on 1をする上でマネージャーにとっての重要な能力です。社員の役割での目標達成に必要なものと、個人の成長がそれにどのように一致するのかを考える事を助けて成長を促します。

4. 1 on 1の頻度と期間について柔軟に対応してください。より多くの相互作用が賢明かもしれない時があります、しかし1 on 1の時間も大切ですが、マネージャーとしての時間も確保することも必要です。

5. しかしながら、これらのステップをうまくやっているマネージャはほとんどいませんが、社員のサポートを改善するためのたとえ小さな動きで合っても、定着率には大きな見返りをもたらす事ができます。

このPodcastの中では、1 on 1で成長計画を会話する上で、社員が数年後には自立したビジネスを立ち上げたい、他部門に行きたいなど、マネージャにとっては重要な社員を失う会話になる場合もある、その時はその数年後のキャリアの助けになりそうなスキルを今から学ぶことはできますか?そのスキルは今の役割で目標を達成する事にも役立つスキルですか?

という質問をすると話していました。

1 on 1の目的の一つは組織の目標達成。そこを社員の役割と目標を、成長計画とともに話す機会が1 on 1。今ひとつ1 on 1のあり方を考えてみる必要があるかもしれないです。

Coaching for Leaders

エピソード536: How to Make One-on-Ones Valuable, with Jonathan Raymond より

https://coachingforleaders.com/dashboard/

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