[第2回]リーダーシップ育成に改革をもたらす、オンライン・コーチングが大ブーム Part2

2022年1月26日のJosh BersinのBlog記事を3回に渡り連載します。

Part 2 個人、リーダー、そして企業にとって価値あるものがコーチング。

〜リーダシップ育成は、ビジネススクールのトピックをたくさんこなす事ではなく、より個人的なもの。仕事上で個人的な課題を相談できる相手がコーチング。コーチングのセッションでは、考え、挑戦し、弱音を吐く機会を得られる。人々は皆、仕事、生活、健康、そしてバランスについて助けを必要としている。なので、コーチングは人気なのである。また、コーチングは、企業トップから指示され、戦略的で、ビジネスに焦点を当てたものである場合もある。多くの企業は、コーチングへの投資を特定の戦略に集中させている。〜

・企業教育は、現在創造的なアイデアに満ちている。今日、MursionやSTRIVRのようなベンダーが、リーダー向けにVRとメタバースのソリューションを提供しているのを目にする。Harvard Publishing、DDI、Ken Blanchard、LinkedIn Learningなどのベンダーは、ほとんどすべてのトピックについてオンライン学習を提供している。また、HoneやModalのような急成長中のスタートアップは、新しいオンライン体験の中でライブプログラムやワークショップを提供している。

・しかし、これらの根底にあるのは、リーダーシップ、マネジメント、行動学的な仕事の問題は、多くの場合、各人の個人的なものであり、プライベートなものであるという事実である。私たちは皆、仕事上の課題を経験するが、多くの場合、その最大の問題は自己認識だ。例えば、あの会議がうまくいかなかったのはなぜだろう?私のせいなのでしょうか?あの人の質問を誤解していたのか?ストレスが溜まっていただけなのか?次回はどうすればいいのだろう?

つまり、リーダーシップの育成とは、ビジネススクールのトピックをたくさんこなすことではなく、より個人的なのだ。私たちは皆、何らかの形でリーダーであり、時には仕事上の個人的な課題を相談する相手が必要としている。それに対応するのがコーチングだ。

・コーチは訓練を受け、資格を持ち、ビジネス経験があり、質問の仕方、聞き方、解決への導き方を知っている。コーチングは、トレーニングコースに通うのとは全く違う。従来のトレーニングプログラムでは、情報やアドバイスを「消費」する。コーチングセッションでは、あなたは考え、挑戦し、弱音を吐く機会を得られる。今、人気があるのも不思議ではない。私たちは皆、仕事、生活、健康、そしてバランスについて助けを必要としている。

・コーチングは、個人的、自己中心的、発展的なものにすることができるが、企業トップから指示され、戦略的で、ビジネスに焦点を当てたものである場合もある。例えば、多くの企業は、コーチングへの投資を特定の戦略に集中させている。たとえば、Chevronは、BetterUpを利用して、業績管理プロセスの改革、変化の敏捷性とレジリエン スの向上、およびマネジャーによる幅広い社内ネットワークの構築をした。

Chevron社BetterUp プログラムの参加者の一人は、次のように言っている。

「1対1のコーチングと、記事やビデオを通じて、私の人生全体が変わりました。私は、より効果的に、満足し、自信を持って、Chevronが必要とするリーダーになることができました"。

また、別の人は、

"この経験を通じて、私は聞き上手になり、相手の意見を尊重することを伝えられるようになったと思います。フィードバックに自信が持てるようになり、直属の上司と会話する際にも、より耳を傾けるようになりました。"

これらは、自己啓発に欠かせない経験だ。

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